【高校1年生】現役医大生達がすすめる数学の参考書・問題集

医学部受験

はじめに

現役の医大生に数学の参考書で何を使っていたのか、そして何で偏差値が伸びたと感じたかについて調査してみました。

また、現在の数学の得意、不得意に応じておすすめする参考書が変わってくるのでレベル別にまとめてみました!

医学部入試における数学について

傾向

医学部入試での数学としては多くの大学では比較的簡単な問題を素早く、正確に、多く解くことが求められ、数学で差をつけるには正答率が80%程度、数学で足を引っ張られないようにするには正答率が60~65%程度が目安になります。また、上位校(日医など)では数学が難しい傾向があります。

対策

日医などの数学が難しい大学を志願する場合においても、数学の基礎が重要であり、基礎が完成してから様々な公式を組み合わせることができるようになり、最終的には発展問題が解けるようになります。

そのため、数学が受験レベルまで仕上がっている学生以外は基本的に、数学の基礎となる物を完璧にすることが求められます。

その後に、上位校を目指す人は基礎が安定してから発展問題を解き、問題の経験数を増やしたり、過去問を通じて発展問題への対応力を培う必要があります。

おすすめの問題集【レベル別】

塾講師でこれまで20人以上の医学部受験の生徒さんを受け持ち合格させてきた経験から学年と偏差値で分類し勉強方針について書いていますが、進度が早い場合は1つ上の学年も見てみたり、偏差値が上の方向けの内容を読むなどして総合的に判断していただけたらと思います。

偏差値が60以下で高校1年生

現在の数学の流れとして数学を理解することで解ける問題が多くなってきています。事実、センター試験から共通テストに変更になった際、数学で思考系の問題が多くなっています。もちろん、共通テストと大学の問題の作成者が異なりますが、今後の流れとして思考問題が増えていくことは容易に考えられます。そのため、表面的な公式暗記ではなく、丁寧に理解する必要があります

また、高校3年では春~夏で主に理科を中心に学習し、秋からは過去問演習や弱点補強となるため、高校2年で数Ⅲに入りつつ、数学1A,2Bの発展問題の対策をするのが理想となります。そのため高校1年では数学1A,2Bの基礎となる部分を完成させるのが目標となります。

やさしい高校数学 シリーズ

高校になってから難しくなる数学ですが、この本では公式や定理の使い方そして途中式の計算方法も含め詳しく書いてあります。そのため、つまずく可能性が低く、この本で数学の苦手意識が固まってしまう前の対処としておすすめです。

入門・標準問題精講

やさしい高校数学では問題の演習量として不安で一冊であればこの問題集併用し学習した内容を問題集で実践するのがおすすめです。実際に標準の方の問題集は高校3年や浪人生でも使っている人が多く、医学部入試でよく出てくる押さえておく問題が多く掲載されています。標準の方は少しむずかしい問題もありますが、良問ばかりです。

特に私がこの問題集をおすすめする理由が2つ

1つは問題集の量が少なく。他の問題集よりも回しやすく取っ掛かりには最適。経験的にはこの問題集が多くて途中でやめてしまう人は少ない。

2つ目は典型的な問題がちゃんと網羅されている点。いわゆる数学界の名問を解くことができる。

偏差値が60以下だとしても2パターン存在する。

1パターン目は苦手意識があったり、偏差値が50を下回ることがある生徒。その場合、入門問題精講がおすすめです。これだと感覚的には偏差値48→55~57くらいまで行くイメージ(やさしい高校数学 シリーズを併用)

2パターン目としては60には達してはいないけどそこそこ偏差値があるタイプ(55~59)くらい。このタイプの多くはやる気がある分野はできているけど、部活が忙しくて手を抜いてしまっている分野があったり、難しい公式を覚えず逃げているタイプが多い。特に模試などで大問ごとの正答率に差が大きく学習のクオリティにムラがあるその場合は標準問題精講がおすすめ。恐らくちゃんとやればできるタイプなのでちゃんとコツコツこなすと偏差値57→63には簡単になる。(やさしい高校数学 シリーズを併用)

入門問題精講
標準問題精講

偏差値が60以上の高校1年生

偏差値が60以上ある場合、現状の勉強方法で概ね問題が無いことが多い。ただ、典型的な問題には対処できるが初見の問題では対処できないことが多々ある。また、公式の暗記はまだ完璧では無いことが多く、勉強の方針としては基礎の徹底と問題の経験数を増やすことの2点に置かれる。また、勉強の習熟度に応じて、少しペースを上げることも検討してもいいと思う。

また、高校3年では春~夏で主に理科を中心に学習し、秋からは過去問演習や弱点補強となるため、高校2年で数Ⅲに入りつつ、数学1A,2Bの発展問題の対策をするのが理想となります。そのため高校1年では数学1A,2Bの基礎となる部分を完成させるのが目標となります。

青チャートⅠA・ⅡB

勉強の方針となる、基礎の徹底、問題の経験数を増やすの2点を行うのに最適な参考書。基礎から医学部入試で出てくるような問題までカバーしている。この本の内容で医学部入試の8割程度の内容はカバーできており、残りの2割はほとんどの受験生と同様に初めて見るような問題となるが、青チャートの内容を発展させることで対応可能。青チャートを完璧にしてから大学の過去問演習などにも移行でき、非常におすすめ

医学科1年
医学科1年

数学は基本的に青チャートでやっていました。

問題数が多いので例題を答えを隠して解き、効率よく回していました。

思い入れの深い参考書です。

問題も良問が多く、医学部入試で出てくる問題を概ねカバーしています。

入試までに5周から6周はやっていたと思います。

青チャートの演習ノートを活用しよう

青チャートでは演習用ノートが販売されており、効率よく演習することができるためぜひ一緒に購入しておきたい。

フォーカスゴールド

先程の青チャート同様勉強の方針となる、基礎の徹底、問題の経験数を増やすの2点を行うのに最適な参考書。基礎から医学部入試で出てくるような問題までカバーしている。この本の内容で医学部入試の8割程度の内容はカバーできる。青チャートと同等レベルかそれよりもやや上の難易度。

ただし学校経由でしか入手のできない問題集のため入手困難。

啓林館 高等学校数学
フォーカスゴールドの入手方法について(学校で配布されなかった人向け)

フォカスゴールドは学校専売品であり、啓林館が出版している。

入手方法①:インタネット経由

メルカリやヤフオク経由での購入

高校の卒業生などがお小遣い稼ぎで販売していることが多く、特に3月、4月でよく売られている。また、アマゾンで中古品として売られていることが多いがやや値段が高い。

https://jp.mercari.com/search?category_id=1124&keyword=%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89&t1_category_id=5&t2_category_id=72&t3_category_id=1124
入手方法②:学校の先生経由

学校の数学の先生にお願いをすると取り寄せてくれる事がある。

私も高校の先生にお願いをして取り寄せてもらいました。

確か、1冊2500円くらいかかった記憶があります。

入手方法③:直接店頭で

店頭と言っても普通の本屋さんでは取り扱っていません。ですが、大久保に第一教科書という教科書などを専門に扱っており個人にも販売しているお店があります。ですが3月は学校を優先して販売するため、個人は購入できないので注意が必要です。

教科書供給、販売なら第一教科書へ
教科書供給、販売なら第一教科書へ 教科書...
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